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メッセージ

1.アースプラスTM 〜新しい継続抗菌の概念〜

 殺菌とは、病原性や有害性を有する細菌、ウイルス・カビなどを死滅させる操作で、電磁波(ガンマー線・紫外線)、高温、高圧、薬理作用(薬剤)などを用いて組織の破壊、生存不可能な環境を作ることで行われます。病原体の除去(感染症の予防)、食品の鮮度保持などが主な目的です。従って、殺菌の多くは薬剤が用いられます。しかし、薬剤は一過性のため即効性が要求され、不十分な場合は耐性菌が発生し易くなります。また生物に有毒性を示すことが多く、液状のため環境負荷がかかる等々で実使用上多くの課題があります。
 細菌等は有益・有害が混在し目視では容易に確認出来ない中、我々は薬剤に頼って共存して行かざるを得ないのが現状であります。
 earthplusTMは継続性があるため、綺麗な状態からのスタート、若しくは薬剤との併用により菌との共存、菌が活性化し難い際立った特徴を持っております。毒性が確認されておらず、これまでの薬剤の課題解決の可能性があります。

 本ホームページは感染対策に照準を合わせ、研究者・技術者を対象にearthplusTMの可能性を述べたものであります。

 本技術にご興味のある方はお問い合わせフォームよりご連絡をお願い致します。
 サンプルのご提供を準備しておりますので感染症解決のため、是非とも基本機能のご評価を頂ければと存じます。

2.感染の社会背景

@ 増加の一途 院内から市中感染・遺伝子解析で原因特定訴訟多発・
病院の信頼失墜・治療費損失
A MRSA生存日数(生活環境下) カーテン約50日間・タオル/シーツ/白衣等は約20日間
B 医療関連感染(HAI) 米国で心臓病・癌・脳卒中に次ぐ4番目の死亡率(10万人/年)

3.感染対策の可能性

@ 医療環境感染(HAI)の課題 〜なぜ解決できないのか〜

 現在耐性菌(MRSA等)の殺菌方法は実用上薬剤に限られています。しかし、薬剤は一過性・耐性菌・有毒性・液剤のため対応に限界があります。
 耐性菌は遺伝子解析により特定出来るため、責任の所在が明らかになる欧米では、訴訟が多発しており、病院の信頼失墜や市中への拡散が報告されております。
 耐性菌は寝具等で一か月以上生息、免疫不全患者にとって致命傷になる可能性があります。
 国内では感染症の治療費は平均450万円 / 一人・国全体では1兆7000億円。
 (出展:木村哲/「感染対策の経済性 化学療法の領域」より)

A 銅合金を用いた感染症対策の臨床事例(2011/7報告)

 米国銅協会はUS EPAが銅を殺菌剤として認めた(2008.2.28)ことを契機に国防省の資金援助を受けて、3施設5年間を要して世界で初めての臨床試験を行われました。
 感染症は8割が接触感染であるといわれており、病室の6品目に銅合金の製品を用いて臨床試験を行いました。
  @ベットの柵   Aベット用テーブル  B椅子の肘掛
  Cナースコールボタン  D電子カルテ  E点滴支柱

 69%の確率で院内感染を防げるとの結論を得られております。(n=462・P=0.008)

B アースプラスTMの可能性

 earthplusTMはセラミックスの複合材であり、毒性が確認されていない物質です。また繊維・建材・金属等への加工が容易であり、継続して抗菌が可能な初めての材料です。
 米国の国際的な細菌学者アリゾナ大学のジャーバ教授と共同でUS EPA取得を目的にUS EPA銅殺菌剤認定に用いられたプロトコルを用いてearthplusTMの評価を行いました。
 結果は銅合金と同程度であるとの評価を得られております。
  ○ ジャーバ教授共著論文を米国医療系ジャーナルに発表予定
  ○ 信州大学医学部本田教授と共著論文発表 英文医療系ジャーナル (2012/11)
  ○ タオルによる感染対策臨床試験EU医療系ジャーナル発表 (2012/10)

  ジャーバ教授との共著論文詳細
  ○ 新しい継続抗菌剤としてUS EPA申請準備中
  ○ 米国より現地特許出願 (2012/8)
  ○ ドイツのデュッセルドルフでの医療系展示会発表 (2012.11/14) 
  ○ 米国アナハイムで医療系展示会発表 (2013.2/12)
  ○ 信州大学医学部で米国ジャーバ教授を招聘セミナー開催 (2012.10/25)