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信頼性
3.安全性データ > E 皮膚一次刺激性試験
「earthplusTM」ウサギを用いた皮膚一次刺激性試験 |
依頼者:株式会社信州セラミックス |
1999年6月13日 第397050222-002号
財団法人日本食品分析センター東京本部 |
試験項目 ウサギを用いた皮膚一次刺激性試験
要約 :
抗菌タオル(「earthplusTM」塗料化印刷品)を検体として、OECD科学物質毒性試験指針(1981)に準拠し、皮膚一次刺激性試験を行った。
検体のシャーリング面をウサギ3匹の無傷及び有傷皮膚に、4時間閉塞貼り付けした結果、ウサギの皮膚に対する刺激性は認められなかった。
1. 試験方法
各々の試験動物の体幹背部被毛を試験の24時間前に剃毛した。
体重測定後、試験動物1匹につき、約 6cm2 の面積で4ヶ所を設定し、そのうち2ヶ所には真皮までは達しないように角化層に擦傷を付け(有傷皮膚)、他の2ヶ所を無処置(無傷皮膚)とした。
検体を約 2cm×3cmに裁断し、シャーリング面を約 0.5mlの精製水で湿潤させ、無傷及び有傷皮膚の各1ヶ所ずつに貼り付けした後、絆創膏(日局)で固定した。また、検体が皮膚と接触するように、更に3M-Blenderm手術用テープで保持した。残りの無傷及び有傷は対象とした。曝露時間は4時間とし、その後検体を取り除き、曝露面を精製水で清拭した。除去後、1,
24, 48及び72時間に観察を行い、表-1に従って刺激反応の採点を実施した。
2. 試験結果
検体除去後の各観察時間において、試験動物 3匹のいずれにも刺激反応は認められなかった。 |
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