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3.安全性データ > A 細胞毒性試験

earthplusTMの抽出液を用いた細胞毒性試験
(コロニー形成阻害試験)[ 試験番号:B10757 ]
試験委託者:株式会社信州セラミックス
試験責任者:2003年1月20日
株式会社三菱安全科学研究所 毒性研究部 大竹誠司
考察および結論
earthplusTM」の細胞毒性を、V79細胞を用いたコロニー形成阻害試験により検討した。
 コロニー形成試験の結果、被験物質抽出液処理プレートでは、抽出液の濃度に依存して、コロニー形成率が低下し、被験物質は細胞毒性を示すものと考えられた。また被験物質抽出液IC50は53.5%(95%信頼限界:47.3〜63.0%)であり、標準材料BのIC50(69.7%)と比較して低値であり、標準材料AのIC50(2.3%)と比較して高値であった。したがって、被験物質の細胞毒性は標準材料Bより強く、標準材料Aより弱いものであると考えられる。
一方、標準材料Aおよび標準材料Bの抽出液IC50は、それぞれ7%未満および70%未満であり、陰性材料抽出液処理プレートと陰性対照プレートの形成数に有意な差は認められなかった。これらの標準材料A,標準材料Bおよび陰性材料を用いた結果は、適用ガイドラインに示された5.5項の条件を満たすものであり、本試験条件は適切なものであったと考えられる。
以上の結果から、「earthplusTM」はV79細胞に対して細胞毒性を示し、そのIC50は53.5%(95%信頼限界:47.3〜63.0%)であると結論した。また、「earthplusTM」のV79細胞に対する細胞毒性は、標準材料Bより強く、標準材料Aより弱いものであると結論した。